はじめに
今回はLaravel,React,docker環境のお手軽構築手順を備忘録として残します。
開発環境
- mac
- VScode
- Laravel 11.0.3
前提条件
- Docker Desktopがインストールされている
- Node.jsがインストールされている
- Composerがインストールされている
手順
Docker開発環境の構築
今回はプロジェクト名をexample-app
としています。
特に設定しない場合はデフォルトでmysql
、redis
、meilisearch
、mailpit
、selenium
が設定されます。
curl -s "https://laravel.build/example-app" | bash
Laravel Sailの起動
プロジェクトディレクトリに移動し、Sailを起動します。
cd example-app
./vendor/bin/sail up
sailコマンドを登録
~/.zshrc または ~/.bashrc に追記
alias sail='[ -f sail ] && sh sail || sh vendor/bin/sail'
Laravel Breezeのインストール
BreezeはLaravelのシンプルな認証システムです。以下のコマンドでインストールします。
sail composer require laravel/breeze --dev
インストール後、Inertia.jsとReactを選択してセットアップを行います。
sail artisan breeze:install react
アプリケーションの起動
依存関係をインストールし、開発サーバーを起動します。
sail npm install
sail npm run dev
ブラウザでhttp://localhost/
にアクセスし、Laravelのウェルカムページが表示されれば成功です。
おわりに
この記事では、LaravelでSailとInertia.js(React)を使用した環境構築の手順について紹介しました。Dockerを利用することで、開発環境のセットアップが簡単に行える点が魅力です。是非、参考にしてみてください。