こんにちは。implの坂田です。
本日は、先日に受験したAWS Certified Solutions Architect – Associateに合格したので、合格するためにどのようなスケジュールと学習内容だったか共有しようと思います。どうぞよろしくお願いします。
筆者の知識レベル
筆者はクラウドプラクティショナーと実務でAWSを利用して開発を行っています。また、AzureのAZ-900など持っているので、クラウドに対して抵抗は全くないレベルです。こちらを前提に下記の記事を読んでいただけると幸いです。
学習スケジュール
まず学習期間としては2ヶ月です。
1回目の受験は、1ヶ月学習をしたのちに、試験を体感することを目的としていました。なので、不合格になることはほぼわかっていました。
といっても、ただ負け戦に行くのではなく、Youtubeの動画やChatGPTなどにどんなサービスやどんな使い方があるのか質問するぐらいの学習はしていました。結果、580点。まーこんなもんだろ。
2回目の受験は、本気で合格するための学習を行うと決めていました。1回目の受験で自分の想像している問題よりも難しいと判断したので、Udemyの模擬試験とAWSオレンジ本を学習することに決めました。学習を始めた途端、業務で忙殺されて、試験1週間前に模擬試験を受けてみると4割しか点数を獲得できていないことに気づきました。これはまずいと思い、仕事と飯と寝る時間以外は全てAWSの学習に費やしました。試験3日前に4割ちょっと。試験前日に5割とったぐらいの点数でかなり不安でした。
Udemyの模擬試験は結構難しく、文章も長めだったので、理解するのに大苦戦でした。
ただ、試験当日の問題は、思ったよりも簡単で、Udemyの模擬試験5割しかとれなくても、実際の試験で7割強を獲得し、難なく合格でした。びっくりです。Udemyの問題で鍛えられたのでよかったです。
学習内容
実際の学習内容です。オレンジ本にあった通り、awsのアーキテクチャを軸に学習をしていきます。
- 高い回復性
- 高パフォーマンス
- 高いセキュリティ
- コスト最適化
- 優れた運用・管理
どの試験問題もAWSのサービスをいろいろ組み合わせて、あらゆる問題を解決しようとしています。
いろんなサービスを覚えることも大事なのですが、同じぐらい上記5つの内容をもとに問題を理解して解くことが大事だと思っています。なぜなら、どんなサービスを利用しても、最終的なゴールは上記5点に着地するからです。
このように考えることで、学習コストを格段に抑えることができると思います。問題の意図がわかるだけで、サービスがわからなくてもニュアンスで正当できる可能性が高くになります。
特に問題が多いなと思ったのは、EC2やECSの問題、RDSやAurora・DynamoDBの問題。SQSやSNSと連動したLambda処理など出題数が多いなと感じました。どのようにサービスを連携するば、上記5つを達成することができるか考えながら解くと結構解けると思います。
身についた知識
各AWSサービスは連携すればするほど、いくらでもシナジーを発揮できるなと感心しながら勉強していました。従量課金なので、利用した分だけお金を払うことになるので、大注意ですが。
そういった中でもコスト最適化を実現するためにはどのように利用すれば良いのかといった疑問も試験で学習することができます。(リザーブドインスタンス・スポットインスタンスなど)
技術ばここに詰まっているので、あとは必要な知識とお金を準備すれば、なんでもできるということを実感しました。
試験に合格したのは嬉しいです。AWS開発の自信が少しずつついてきて、アーキテクチャ周りを気にしながら意見が言えるようになってきました。自分が成長していることを自覚できます。
ただ、あくまで知識なので、実際に既存のプロジェクトに詰め込んでいける提案力やサービスの理解が行き届いているわけではないので、自分から率先して提案していけるだけの力が身につくまでは、プロジェクトの運営と継続的な学習を続けることが大事だと思います。こういった気づきを得られたのも試験を受けた結果なので良い学習になりました。
まだまだだと思うとモチベーションが上がってきますね。
今後について
次は、AWS Certified SysOps Administrator – Associateを取得しに行きます。
AWS Certified Solutions Architect – Associateで幅広くAWSを学習することができたので、次は開発・運用面での知見を拡大することだなと思いました。運用面では、普段の仕事がそれに当たるので学習コストも低いかなと思います。良ければみなさんもAWSを勉強してみてはいかがでしょうか?