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Javaマスターへの道: ステップ4 – 変数とデータ型の理解

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はじめに

株式会社インプルの奈良です。

前回は、①文法上(慣習上)のルール、②mainメソッド、③コメントについてまとめました。

今回は、変数、②データ型について解説します。

Javaの学習を深めるための次のステップでは、2つの重要な要素、すなわち変数とデータ型について理解することが重要です。これらはJavaプログラミングの基本的な概念であり、どんなプログラムを書く際にも出てきます。

この記事は、Javaについて0から学んでいくため、プログラミング初学者の方の参考になれば幸いです。

変数について

変数とは

変数はプログラム内でデータを保存するためのコンテナ(箱)です。

Javaでは、変数を宣言するときにはデータ型と変数名を指定する必要があります。例えば、以下のコードは整数型の変数numを宣言し、それに値10を代入しています。

int num = 10;
変数の宣言とは

上記は、変数宣言の書式を基に整数型の変数numを定義しています。変数を使用するには、下記の初期に基づき、変数を宣言する必要があります。

// 変数宣言の書式
データ型 変数名;
奈良
奈良

ちなみに、=演算子は代入演算子と呼ばれ、右側の値を左側の変数に代入することを表しています。

データ型について

データ型とは

データ型とは、変数に格納するデータの種類を定めたものです。

Javaは静的型付け言語であり、変数が持つことができるデータの種類(型)を事前に指定する必要があります。Javaには主に以下の2つのデータ型カテゴリーがあります。

  • プリミティブ型: これらは言語に組み込まれている基本的なデータ型です。整数、浮動小数点数、文字、ブーリアン(真偽値)などがあります。例えば、int, float, char, booleanなどがあります。
  • 参照型: これらはオブジェクトの参照を保持します。参照型にはクラス、インターフェイス、配列などがあります。また、StringArrayなどのラッパークラスも参照型です。

この2つのデータ型カテゴリーを理解することで、Javaプログラミングにおけるデータの管理と操作が可能となります。

プリミティブ型には幾つか種類がありますが、最低でも下記の5つを覚えておくことをお勧めします。

  1. int: intは整数型で、-2,147,483,648から2,147,483,647までの値を格納することができます。int型は最も一般的に使用される整数型で、四則演算やループカウンタなどによく使われます。例:int count = 10;
  2. long: longも整数型で、範囲が広いです。-9,223,372,036,854,775,808から9,223,372,036,854,775,807までの値を格納することができます。大きな整数を扱う必要がある場合に使用されます。例:long distance = 1234567890123L;
  3. double: doubleは浮動小数点型で、大きな範囲の小数値を表すことができます。科学計算や精度が必要な計算で使用されます。例:double pi = 3.141592653589793;
  4. char: charは文字型で、一つのUnicode文字を表します。シングルクォーテーション(')を使用して文字を定義します。例:char letter = 'A';
  5. boolean: booleanは真偽型で、trueまたはfalseの値を格納します。条件判断やループ制御などで使われます。例:boolean isJavaFun = true;

さいごに

今回は、①変数、②データ型について解説しました。

次回は、①代入と初期化、②型変換、③複合代入演算子について解説します。