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未経験から転職してシステムエンジニアになるまで

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こんにちは、2021年3月よりインプルのシステムエンジニアとして入社した宮﨑と申します。
タイトルにもある通り、私はこの会社に入るまでプログラミングとは無縁の職についていました。いわゆる未経験エンジニアです。

私がこの会社に入れた理由としましては、正直なところかなり運と偶然に救われている部分が大きいです。そんな転職活動でしたが、未経験でこの会社に転職するまでの流れとやってよかったこと、やっておけばよかったと思っていることについて簡単にまとめていこうと思います。

この会社に興味をもっていただいた方や、未経験から転職してエンジニアになりたいと思っている方の多少なりとも参考になれば幸いです。

転職までの簡単な流れ

学生時代

・小中高 そもそも自分用のパソコンなど持っていなかった。

・大学は経済経営学部、サークルは演劇とプログラムに無縁な生活を送る

新卒時代

・新卒でちょっと大きめの企業に就職、経理に配属される。(2019年4月)

・自分の性質と社風・仕事内容があわずに苦しむ。

・業務効率化のため独学でVBAを学び始める。(2020年4月)

・VBAを通して業務改善できるようになり、プログラムないしプログラマーに興味を持つ。

・1年半を超えた頃に限界を迎えたため転職へ。(2020年10月)

無職時代

・技術書を買い、独学でKotlinの勉強を始めるも3ヶ月で心が折れる。(2020年1月)

・目標を公務員に切り替えて、少しでも就活を有利にするため簿記・VBAの資格取得のための勉強を始める。

・役所目当てで参加した企業説明会にてこの会社と出会う。(2020年2月)

・めちゃくちゃ興味を惹かれてインターンに申し込む。

・書類選考・面接を通過してインターンスタートする。

・2週間のインターンを修了、内定をいただく。(2020年3月)

・転職活動終了

就職して半年以上過ぎて今も元気に働けていることを考えると、とても運と偶然に恵まれて良い流れに乗ることができたと思っています。

そんな転職活動を振り返ってみて、もっとこれをやっておけばよかった!これをやっておいてよかった!というものを2個ずつ挙げていこうと思います。

やっておけばよかったこと

転職する前にProgateをやっておけばよかった!!

インターン前の面接で知ったサービスです。自分がプログラムに向いているかそうでないのか測るには一番いいと思っています。また、今も新しい言語の勉強をする際には活用させていただいています。

自分はVBAでプログラム楽しい!!となったので、仕事でエクセルを使っている方はVBAでも良いかもしれません。うまく仕事で効率化できれば多少の実績になります。

職業訓練校に行けばよかった!!

自分が独学で一番大変だと思ったことは基礎がないことと入ってくる情報が少ないことです。基礎がないことでやりたいことがあっても、エラーが発生しても理解や調査をするまでに人一倍時間がかかってしまう。さらに基礎をつけようにも入ってくる情報が少ないため、何から手をつけていいかさっぱりわからないという状態に自分は陥っていました。

行ったことがないため想像の範囲にはなってしまうのですが、もし職業訓練校に行っていれば無料で基礎から教えてもらえる上に情報を共有できるコミュニティにも入ることができたのにと思っています。

これをやってよかったこと

技術書のコード+αとオリジナルアプリの作成

独学時代、技術書のコードを写生して勉強を行っていました。

技術書に登場するコードを写しながら、これあったらもっと面白く・便利になるのでは?前の章に出てきたこの要素を活用できるのでは?など実際に追加してみては、その度にエラーを大量発生させていました。

また、自分でオリジナルアプリを作ってはまたもエラーを大量発生させていました。

この経験で技術力が大きく上がったわけではありませんが

・エラーを恐れなくなったこと

・エラーが発生したら、エラーメッセージをしっかり読んでググること

が身についたと思っています。これはインターンで初めてReactNativeに触れた時も実際働いている今でも非常に重要なことだと思っています。

会社についてめちゃくちゃ調べ、自分との共通点を洗い出したこと

未経験での転職で一番大きな壁は実績がないことです。

実績がないため、自分と会社の相性の良さとプログラム以外で会社に貢献できるポイントを探してそこを推していくことが一番大切なことだと思っています。

企業説明会でこの会社に惹かれた自分は

・会社HP

・パンフレット

・TwitterやInstagramなどのSNS

など、Web上に上がっている資料を一通り読み

どのような人がいて、どのような雰囲気で、どのような方向を目指しており、どのような人材がたりていないのかを考えていきました。

その中で、ReactNativeという先進技術を扱っており、フレックスタイム制や私服OKなど新しい制度を積極的に取り入れていることなど新しいものに対する「挑戦」を大切にしている企業であること。サトウさんの記事にもある通り、かなり柔軟性が高い積極的な社風であること。インターンシップなど積極的な交流を行っていることなどがわかりました。

私は独学でVBAとKotlinなど新しいものに対して積極的に「挑戦」していることを一番の共通点かつ押しポイントとし、追加で元経理としての観点はお金を扱う系の開発で貢献することができるのでは?的なことも盛り込んで書類選考・面接に向かいました。

これが功を奏したかはわかりませんが、なんとか書類選考と面接を乗り越えることができました。

その後のインターンを頭を抱えながら乗り越えて、無事今の環境で働くことができています。

会社についてきちんと調べること、自分と会社の共通点を見つけ出し相性の良さをアピールすること、その上で今まで会社になかった分野や知見で貢献できるとアピールすることは基本的なことではありますが、どの会社に応募するにあたっても非常に重要なことだと思います。

最後に

以上が自分が行った転職活動の流れと、これをやっておけばよかった!!これをやってよかった!!のまとめになります。

最初に書いた通り、一歩間違えれば現在も無職だったかもしれない、かなり幸運に恵まれた転職活動でした。参考になる部分は少ないかもしれません。そんな記事ですがこれを読んでいただいた方の今後の活動に貢献することができれば、それに勝る喜びはありません。