その他

メンテナンスしやすいコードを書きましょう

この記事は約2分で読めます。

実際の開発において、最初の1行目からコードを書くことはほとんどありません。通常は他の人のコードをベースに自分の作業を構築します。自分のコードをメンテナンスしやすくすることで、他の開発者が効率的に作業を進められるようになります。

① 理解しやすいコード

元の開発者に頼らなくても、誰が見てもそのコードが何をするものかが分かるようにする。

実践方法:

• 関数やメソッドに適切なコメントを追加し、その目的を説明する。

• その関数やメソッドを使用するための前提条件、各パラメータの意味、戻り値の有無を明確にする。

• 大規模なコードブロックや複雑なアルゴリズムにも説明を加える。

② 常識に合ったコード

コード全体が直感的で、複雑な操作でも筋が通っているように見える。

実践方法:

変数名と関数名の適切な命名:

• 変数名は名詞を使う(例: card、person、sex)。

• 関数名は動詞で始める(例: getInfo、getList)。

• ブール値を返す関数は is で始める(例: isDialog())。

• 定数はすべて大文字にし、アンダースコアで単語をつなぐ(例: BASE_URL_API)。

• 命名には説明的で直感的な単語を使うが、冗長にならないように注意する。

③ 適応しやすいコード

データが変化しても、コード全体を書き直す必要がないようにする。

実践方法:

• サーバーから返される状態コード(例: statusCode)に基づいた条件分岐を設計する。

• CSSスタイルを記述する際は、テキストの長さやPC版・モバイル版での内容の超過を考慮する。

④ 拡張しやすいコード

コードの設計を丁寧に行い、将来の機能拡張をサポートできるようにする。

実践方法:

使用するデザインパターン:

• シングルトンパターン

• ファクトリーパターン

• ストラテジーパターン

• プロキシパターン

• デコレーターパターン

• オブザーバーパターン

• パブリッシャーサブスクライバーパターン

設計思想:

• オープン/クローズド原則(Open/Closed Principle)

• ポリモーフィズム(多態性)

• 低結合・高凝集