インプルの堀江@寒暖差アレルギー持ちです。
急激な気温の変化があるとだいたい鼻炎になるので、ティッシュがそばにないとつらいですね。この時期は毎年こうです。体質がちょっと憎い!
さて、去年から世間を騒がせてきた生成AIのブームが少し落ち着いてきた?ように思える昨今、ChatGPTをはじめとした生成AIを日々の業務に活用している方は、着実に増えているのではないかと思います。
生成AIが出て間もない頃は、使ってはみたけど
- うーん・・・微妙・・・
- 間違ったこと書かれるくらいなら自分で調べた方が早い
といった理由で使うのをやめたり、しばらくさわってない、という人もいるのではないでしょうか。しかしながら技術の進歩は恐ろしいほど早く、今の生成AIは世間を騒がせた頃から別物と思える位変貌を遂げてきました。
今回は、1〜2年前に生成AI試してみたけど微妙だなーと思ってほとんど使っていないシステムエンジニア向けに、「あの頃とは違うよ!絶対使えるようになった方がいいよ!」を伝えるべく、この記事を書くことにしました。微妙だなと思った人が感じているであろう疑問点を挙げ、それに対する私個人の所感を述べて行きたいと思います。
Q1. 回答出るまで遅い?
→去年とは比べ物にならないくらい早いです。
特に早さを体感できたのはGPT-4を使っているGitHub Copilotですね。作ったソースファイル1つ指定して「コードレビューして」とレビューさせてみると、1秒以内に回答が出力されはじめます。こんなことは絶対に人間には無理で、秒でレビュー結果が出てくるのは驚異的としか言い様がありません。
上記の例に限らず、この文書を要約して!みたいなタスクも2、3秒以内に回答が出力されはじめるので、テキストベースでできることに関して「時間がかかる・・・」とストレスを感じることはもうないでしょう。
このペースなら、あと1、2年程度で画像や動画も秒で作れるようになっているかもしれないですね。
Q2. お金払わないとまともに使えないのでは?
→そんな事は決してないです。無料のものでも充分です。
かといって無料でなんでもできるわけではなく、お金を払えばできることの幅が大きく広がるという理解で問題ないです。今ですと、画像・音声・動画の生成は有料プラン、テキストベースの処理は無料、といったところでしょうか。
Q3. 英語じゃないと使えないんでしょ?
→使えます。もう気にしなくて大丈夫です。
特化したサービスの一部では英語のみサポートというのが今でもありますが、主要な生成AIサービスのほとんどは日本語がサポートされています。
Q4. プロンプト必須?組むの面倒くさそう
→なくても困らないです。チャットで充分です。
そもそもプロンプトは、欲しい回答を得るために必要なインプットをプロンプトとして事前に整理した上で、生成AIに渡しているだけに過ぎません。1、2年前は応答に多少時間がかかっていたため、効率良く回答を得るためにプロンプトの活用が重宝されていた、と思われます。
今の生成AIは性能が向上しているので、例えばチャットなら連続して質問を投げてやり取りすることで、欲しい回答を得られやすくなりました。応答が早くなったのでなおさらですね。
Q5. 結局ウソつかれることあるよね?
→あります。ただし、精度が上がったことにより信憑性は確実に上がっています。
例えば「生成AIを使って10分で作ったものを修正したりチェックしたりするのに何日もかかった」みたいな話は今でも聞きますが、結局のところ使い方次第です。そこはどれだけ生成AIの性能が上がっても変わらないのではないでしょうか。
結論:まずは使ってみて!
手頃なところでいうとやはりChatGPTかなと思いますので、しばらく生成AIから離れていた人はぜひさわってみてください。1、2年前とはもう別物になっており、「おぉっこれはっ」と思えるのではないでしょうか。
こういった素晴らしいサービスが誰でも使える形で出てきているので、生成AIを使いこなせないエンジニアは市場から淘汰されていく時代にこれから突入(もう突入?)していきます。取り残されないためにも、まずはその便利さを知り、どう業務に活用していくのかを自分自身で考えて、日々の業務に取り入れていってください。
お遊びでChatGPTとしりとりしてみるのも楽しいですよ!