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【Dify】環境つくってみた【windows10/WSL】

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話題のDifyを触る機会がありまして、環境構築したけどちょっと苦戦したのでそのお話です。

環境

Windows10

WSL/Docker

Dify 0.6.12※

※今回はver0.6.12で進めていきますが最新verは執筆時点で既に0.6.15になっています。

今後もガンガンバージョンが上がっていくことでしょう、、環境構築手順が変わることも全然あるかと思いますので公式ドキュメントをまず確認することをお勧めします。

実際に、私も最初は0.6.11で環境を作りましたが、使用中にバグに遭遇しバージョンが上がったため再度環境構築をしたところ既に手順が変わっていました。恐ろしや、、

いざ環境構築

公式READMEの手順の通り進めていきます。

GitHub - langgenius/dify: Dify is an open-source LLM app development platform. Dify's intuitive interface combines AI workflow, RAG pipeline, agent capabilities, model management, observability features and more, letting you quickly go from prototype to production.
Dify is an open-source LLM app development platform. Dify's intuitive interface combines AI workflow, RAG pipeline, agent capabilities, model management, ob...

確認すべきはこの辺りですね。

Docker、Gitはインストール済みの程で進めていきます。

まずはDifyをクローンしてきましょう。

git clone https://github.com/langgenius/dify.git

ここでDockerをWSL上で動かしている場合の注意点です。

DockerをWSLで動かしている場合はローカルではなく、WSL上にクローンしてきた方が良いです。たぶん。きっと。

理由は正直詳しいところ理解していないのですが、私の場合はローカルにクローンしてきても動きませんでした。正しくは、コンテナは立ち上がるがGUIにアクセスできませんでした。

既にlocalhostで別のものを開発している環境でしたので、ぶつかっていてIPアドレスが違うのでは、、?とあらゆるコマンドでアドレスを確認してアクセスしてみましたが全然ダメでした。

DockerをWSLで動かしていると実行権限とかの問題でこういうことも起こるみたいです。WSL使ってたらWSLで環境作った方が安心、と有識者の方がおっしゃってました。そうしましょう。

Difyのクローンが完了しましたら、dify/dockerに移動して以下のコマンドを実行してください。

cp .env.example .env
docker compose up -d

コンテナが立ち上がったらhttp://localhost/installにアクセスしてみましょう。

きっとログイン/サインイン画面が表示されているかと思います。

え?されてないですか?

大丈夫です、私もされませんでした((

WSL上だとlocalhostドメインにアクセスできないこともあるみたいです。アクセスできないからWSL上にたてたのに。なんやねん。

開けなかった仲間の方は落ち着いて以下を実行してください。

ip addr show eth0

実行後出力される情報の中からinetの行を探して、その後に続くIPアドレスを先ほどのURLのlocalhostの部分に置き換えてアクセスしてみてください。

私はこの方法でようやくDifyさんとご対面することができました。

サインイン画面にて必要情報を入力し、しばらく待つとパスがinstallからappsに切り替わり、DifyのTOP画面が表示されます。

たったこれだけです。クローンしてコンテナ立ち上げるだけ。

おわりに

(ローカルでたてようとしたら苦戦して2日くらい無駄にしたなんて言えない、、)

最後までご覧いただきありがとうございました。涙