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VSCode + SpringBootで起動が遅いのを解決する

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はじめに

VSCodeでSpringBootのプロジェクトを起動する際、なぜかどんどん起動が遅くなっていたので、調べて解決した。

環境

  • OS
    • macOS Catalina 10.15.6
  • VSCode: 1.49.2
  • SpringBoot: 2.2.6

なにが起きていたか

DebugConsole.

$ ... Started hogefuga in 46.959 seconds (JVM running for 58.244)

VSCodeのデバックからSpringBootのプロジェクトを起動すると、完了まで大体1分近くかかっていた。
これはMacでのみ発生していて、Windowsマシンでは10秒以内で起動していて問題なかったのでプロジェクトのせいではなかった。

解決策

起動時のコンソールに「ワタシジカンカカッテマス」アピールをしているのがあったので、調べた。

DebugConsole.

$ ... InetAddress.getLocalHost().getHostName() took 5001 milliseconds to respond. Please verify your network configuration ....

どうやらmacのデフォルトの構成が不適切で、起動が遅くなっている模様。
https://github.com/spring-projects/spring-boot/issues/7087#issuecomment-251607070

調べると/etc/hostsのlocalhostにマシンのhostnameを書き足すと改善するらしい。
https://stackoverflow.com/questions/33289695/inetaddress-getlocalhost-slow-to-run-30-seconds

なので、修正する。

etc/hosts.

...
127.0.0.1 localhost macbook.local
::1 localhost macbook.local
...

書き足して再度同じプロジェクトを起動すると改善された。

DebugConsole.

$ ... Started hogefuga in 8.159 seconds (JVM running for 9.424)