その他

未経験営業がエンジニアに転職してみた

この記事は約4分で読めます。

この記事は

  • 知識・経験ゼロでエンジニアになった人間が、転職した時の経験と考え方。
  • 同じくIT業界に飛び込みたい!と思う方には役立つかもです。
  • 結構脳筋の考え方なので合わない人は合わないかも。

筆者の転職前

  • まだここにない出会いを提供する某広告会社で営業
  • しばらくして「一生営業で食って行くのは無理」と感じる
  • 市場価値を高めるには手に職をつけるべきと考え、エンジニアになることを決意

転職のstep

私観ですが下記に分かれると思っています。

1.決断をする

2.動機を「作る」

3.職種と会社を絞る

4.自己アピールする

本題に行くぞ

1.決断をする

あたり前ですが転職なんてめんどいです。

まさか、

「わたし重度の転職フェチでこれまで19回転職してるの〜20回目はどこにしようかな!」

なんてイカれた思考の持ち主はいませんよね? そう、転職はしんどいし面倒です。

業種を絞るのも面倒 会社を絞るのも面倒 履歴書も職務経歴書も書きたくない…もうChatGPTに書かせればいいか。

誰だってそう思います。

そんなめんどいことを成功させるんですから、必要になるのは強固な「意志」です。

ポジティブでもネガティブでも、決断の理由自体は真面目になんでもいいです。

「今より楽な暮らしがしたいだけだから、かっこ悪くて人に言えない…」

とかも別に思わなくていいです。面接なんてそれを着飾って話すだけなので。 むしろそういったプリミティブな感情の方がエネルギーになりやすいはず。

胸を張れ。

2.動機を「作る」

前段でなんでもいいと言いましたが、あくまでそれは決断する時の話です。

「週3回はお家でハナクソほじりながら仕事したいんです〜」

なんて面接で言ったらワンチャンはっ倒されます。 それでも素直に伝えたければ止めませんので、腹に鉄板でも仕込んでください。

マインド的な話が続いて申し訳ないんですが、決断をした後は、人様に話せるように

決断の理由→動機

に加工する必要があります。この辺は言い換えってやつですね。

若干の脚色を加えるのも効果的ですし、綺麗な日本語を使うと更にいい感じに聞こえます。 例えば、

  • 収入を上げたい → 転職市場での価値を高めて、活躍できる人材になりたい。
  • 楽な生活がしたい → ワークライフバランスをとって、自己学習の時間を作りたい。
  • 上司がクソ → 風通しの良い環境で、自らも会社を良くするための発信を行いたい。

このくらい言えれば上出来かと。

そしてここが重要なんですが、今度はこの動機を本気で信じる必要があります。 なんの躊躇いもなくウソをつける人間って限られてるので、思い込みは必要なんですよね。 ここでつまづく人が多い印象なんですが、おすすめの対処法は 「とにかく話す」 これに尽きます。

言霊じゃないですが、口にし続けるといつか達成の意欲が湧いてくるものです。

(認知的不協和理論なんかがいい例かも)

友人や家族,誰でもいいので話しましょう。

3.職種と会社を絞る

自分の望む働き方が決まったら、今度は職種を絞りましょう。 一般的なフローだと業種から絞るかもしれませんが、個人的にはお勧めしないです。 例えば職種が「営業」であれば、普段やることって大体、

「目標の達成に向けて」 「お客さんに電話をかけて」 「営業をかけて」 「契約をとる」

これを毎月繰り返すのみ。 業種による違いって想像つかないんですよね〜。 知らないことに関して真実味のある話はできないので、業種で推すのはやめた方がいいと思います。普通に毎日やっても飽きないな、嫌じゃないな、と思うものから絞りましょう。

会社に関しては素直に条件面と、やりたいことが叶うかで選んでしまって良いです。 前述しましたが面接でいいように話せれば問題ないです。

4.自己アピールする

一番大事なのはここ。忘れてはいけないのが、

「相手の企業に対するメリット提示」

この意識は忘れずにいましょう。やることは商談です。 で、商談するにあたって、自分の一番の武器以外は使わない方がいいです。

ポートフォリオが提示できるなら別ですが、 「ProGateでHTMLとCSS勉強してます〜」 とか言っても、経験者も何人も見てきた採用担当者やエンジニアからすると

「そうなんだ」

で終わります。 場合によっては

「あー効率悪いね」

とか言われます(経験談)。 そこでゴリ推しするよりは

「自分ができること」 「企業のやっていること」 「上記を掛け合わせると何ができるか」

で商談した方が効果的です。 何人も何人も「文系ですがものづくりが好きで〜」とか何人も何人も同じような話聞いてる担当者からすると、

「私が今、営業として関わっているお客さんと御社の商品を繋げてみたら面白いことができそうじゃないですか?」

みたいな話を聞いた方が興味は確実に引けます。

転職動機〜メリット提示まで、論旨が一貫するよう意識しましょう。

最後に

かなり経験談が混じりましたし、志望する会社によって、もちろん状況は変わります。 それでも、

「転職は意志力」「面接は商談」

この2つは割とどこでも当てはまると思っています。 皆さんの転職が良きものになるよう〜。