はじめに
関東や東北などのIT企業から内定をいくつか頂き、その中から弊社を選んだ最終的な理由が、「札幌は魚が美味しそうだから」…株式会社インプルの奈良です。
この記事は、エンジニアが札幌で働くメリットやデメリットについて、約1年間札幌で過ごしたエンジニアが所感を書くだけの記事になります。
エンジニアに限らず、東京や大阪、福岡以外などの都会以外で働く選択肢として、札幌の企業で働く選択肢はどうだろうと考えている人の参考になれば幸いです。
結論:札幌は最高の住みやすさを誇る楽園だった
結論から申し上げると、札幌のIT企業である弊社に転職する選択肢は大成功でした。
筆者は札幌に拠点構える弊社に転職する前、国家公務員や大規模なプログラミングスクールを主な事業として展開する某ベンチャー企業の社員として、東京・千葉・神奈川で約7年程度働いていました。
渋谷や新宿など都会に部類される地域で働いていたため、お給料はそれなりにもらっており、居住地も都心だったため、休日の娯楽・食事などには不自由はない環境でした。
でも、ストレスが溜まるんですよね、都会での暮らしって・・・
通勤時の満員電車、狭い割に高い家賃、真夏日の人混み、オフィス街を我が物で顔で闊歩するネズミとゴキ●リ、etc…余談はこの程度に。早速メリットについて解説していきましょう!
エンジニアが札幌で働くメリット
①満員電車に乗らなくても良い
出社するだけでHPが半分以下になるんですよね満員電車は!!!(怒)
満員電車が嫌すぎて会社の近くに家を借りるなど対策を講じましたが、仕事の都合上、出張などで満員電車を避けることができない・・・
その度に、「タケ●プターを出してくれ!ドラ●もん!!」と懇願していました。
しかし、札幌は満員電車とは無縁。通勤ラッシュの時間帯でも大体席に座れるため、通勤時のストレスは皆無と言っても差し支えないでしょう。
②コスパがよく、美味しい食べ物が多い!
食を楽しみたい人には札幌を自信を持ってオススメします!
海鮮・ジンギスカン・野菜・パン・ラーメン・スープカレー・ソフトクリームなどなど、この一年色々と札幌グルメを堪能してきましたが、その全てが美味しい・・・!!!
仕事終わりにすすきの&狸小路あたりでの食べ歩きをすると満足感で寿命が3年伸びます。
③自然が豊か・気候が穏やか・住みやすい
札幌は都会と自然が良いバランスで共存しており、どこに行っても居心地が良いです。
梅雨もなければ、真夏日でもそこまで暑くならないし、空気もおいしい。
四季折々の美しい風景の心地良い環境でリフレッシュすることで、頭の中もリセットされ、新たなアイデアが生まれやすくなるという点がメリットです。
公園の数もかなり多く、子育てのしやすい環境でもあります。
④家賃が安い
都心部と比べて、物価や家賃が比較的低いのも魅力です。賃貸アパートやマンションで広々としたスペースを手に入れやすいのは、エンジニアにとって大きなメリットと言えます。自宅でのリモートワークや趣味の時間を楽しむスペースが確保しやすいのです。
※参考までに、現在筆者の賃貸は、新築、1LDK、日当たり南、3階、風呂トイレ別、都市ガス、駅徒歩5分、地下鉄沿線沿い、近くにスーパー有りと人気の賃貸条件を全て網羅しているのも関わらず、1月あたりの家賃は5万円前後しかかかりません。もっと安い物件もたくさん!東京では考えられない・・・
⑤季節ごとのイベントが多い
季節ごとに色々なイベントがある点も魅力的な点の1つです。
主に大通で開催されることが多く、よさこい、ビアガーデンなどのビールフェスやラーメンフェス、さっぽろ雪まつり祭りと四季折々のイベントが開催されます。
エンジニアは仕事の性質上家に引き篭もりがちですが、良い気分転換になるイベントがたくさんあるので結果的に生産性の向上に繋がります。
⑥虫が少ない(ほぼいない)
虫が苦手な筆者にとって、札幌が天国の理由の1つ。ゴキ●リは愚か、虫を見かけることがほとんどないです。
自宅は当然として、通勤時のオフィス街で、ゴキ●リとエンカウントすることがなくなった・・・札幌という土地に感謝!!!(これはエンジニア関係ないですね笑)
エンジニアが札幌で働くデメリット
①給与水準が低い
札幌に限らず、地方全般で言えることですが、給与水準が低い傾向があります。ただし、東京に比べれば低いというだけで、札幌の企業のほとんどは妥当な給与水準だと感じます。
むしろ東京などの企業に比べて、コストを抑えることができるため、様々なビジネスチャンスが点在しているように思えます。
理由としては、札幌は北海道のIT産業の中心地でもあり、スタートアップから大手企業まで、様々なIT企業がオフィスを構えているためです。弊社も含め、これらの企業は常に新しい技術を追求し、様々なキャリアのエンジニアに対して多くのキャリアチャンスを提供しているように感じます。
②厳しい冬と割高なガス代
厳しい冬の寒さと大雪も考慮すべきです。特に南国出身の方や寒さが苦手な方にとっては、これが大きなデメリットとなる可能性が高いです。
また、冬のガス代は比較的高くついてしまいます。
都市ガス物件だとある程度はコストが抑えられますが、プロパンガスの物件の場合、みたことのないガス代の請求を目にすることになります・・・!(エンジニアは自宅で仕事をすることが多いため尚更)
札幌の物件は比較的、都市ガスの物件が増えてきていますが、古めの賃貸だとプロパンガスの物件も少なくありません。(プロパンガスだと家賃がかなり割安だったりしますが)
ただ、札幌の物件はそもそも部屋自体が熱を逃がしにくい作りになっていたり、中層階に住んでいると周りの部屋の人の暖房で自分の部屋もかなり暖かいです。
冬の暖房代を節約したいという方は、①都市ガスの物件②中層階(1階と最上階はかなり寒いため)の物件の2つの条件を選ぶことをオススメします!
③大都市へのアクセスの悪さ
立地的に仕方ないのですが、いざ他県に旅行や出張に行こうとしても飛行機に乗る必要がある点がネックです。
筆者は空港や飛行機での空の旅が好きなので、あまり気にならないのですが、時期によってはコストが嵩み、お財布には優しくない点がデメリットといえます。
しかし、客先や先方との打ち合わせもリモートで行われることが多い昨今は、エンジニアとしてそこまでデメリットにはなり得ないと感じます。
まとめ
今回は、エンジニアが札幌で働くメリットやデメリットについての所感を書いてみました。
通勤時の満員電車のストレスがなく、自宅でフルリモートの作業をすることになっても、広い部屋を手頃な値段で借りやすい、食べ物も美味しく自然豊かで四季折々のイベントを楽しめるなど、日頃の疲れをリフレッシュしやすい環境がある札幌は、エンジニアにとって魅力的な環境ではないでしょうか。
札幌はエンジニアだけではなく、誰にとっても住みやすい土地です。筆者は永住も視野に入れるくらい気に入っています。
また、株式会社インプルではエンジニア職の採用を強化しています。
筆者も含め、北海道出身以外のエンジニアが弊社への転職を機に札幌に移住したり、東京や大阪、沖縄など様々な地方からフルリモートで働く人も少なくありません。
毎日出社が必須というわけではないので、案件やご家庭の状況に合わせて自宅でリモート作業をする社員も多数いるなど、エンジニアとして柔軟に働ける環境も弊社の魅力の1つです!
弊社に興味を持った方は是非、弊社採用ページなどより、カジュアル面談を申し込んでいただき、札幌や弊社の魅力をお伝えさせてください!!!