こんにちは。高瀬です。
今回は、「Amazon CloudWatch Agent は、ログフィルタ式をサポートするようになったようです」を解説します。
CloudWatch エージェントとは
CloudWatch エージェントとは、AWSから提供されているソフトウェアの一つです。Amazon EC2や、オンプレミスサーバにインストールすることで、メトリクスやログを収集し、CloudWatchへ送信することができます。
Collect metrics, logs, and traces with the CloudWatch agent - Amazon CloudWatch
Collect metrics, logs, and traces from Amazon EC2 instances and on-premises servers by using the CloudWatch agent.
CloudWatch エージェント 設定ファイルを手動で作成する
CloudWatch エージェントをインストールした後は、CloudWatch エージェント 設定ファイルを作成しなければなりません。ウィザードを利用して作成することもできますが、手動で作成することもできます。
CloudWatch エージェント 設定ファイルは、3つのセクションを持つJSONファイルです。
- agent セクション
- エージェントの全体的な構成について
- metrics セクション
- CloudWatch に送信するためのカスタムメトリクスについて
- logs セクション
- CloudWatch Logs に送信されるログファイルについて
ログフィルタ式について
今回追加されたログフィルタ式は、logs セクションです。
この中で、filters の中でログフィルタを設定することができます。
expression に使用できるのは、RE2 Syntaxです。
Syntax
RE2 is a fast, safe, thread-friendly alternative to backtracking regular expression engines like those used in PCRE, Perl, and Python. It is a C++ library. - go...
logs の例
"logs": {
"logs_collected": {
"files": {
"collect_list": [
{
"file_path": "/var/log/test.log",
"log_group_name": "test.log",
"log_stream_name": "test.log",
"timezone": "Local",
"filters": [
{
"type": "exclude",
"expression": "INFO"
}
]
}
]
}
},
"log_stream_name": "example_stream",
"force_flush_interval": 30
}
参考AWSブログ記事
Amazon CloudWatch エージェントは、ログフィルター式のサポートを追加