その他

作業中に X(Twitter) を見るな ~hostsファイルを編集し X(Twitter) をブロックする~

その他
この記事は約3分で読めます。

決意表明

X(Twitter) は便利です。眺めているだけで自然に関心を持っている技術分野の話をキャッチアップできます。私自身、障害情報や脆弱性の情報を集めに X(Twitter) を訪れたことは、過去幾度となくあります。
しかし、です。
例えば、調べ物をするためにブラウザを立ち上げたはずなのに、ふと気が抜けた瞬間「t + Return」を無意識に押下している。そういう話がありませんか?
そもそも「t」と入力した時点で、予測変換で X(Twitter) のリンクが現れる状況がいただけない。
こういった状況を認識した時、私は深い自己嫌悪を覚える。どれだけ X(Twitter) 見にいってんねん。

X(Twitter) は良くないです。様々な情報が目に入ってくるので、注意力が発散しがちです。
X(Twitter) を開いてから作業に戻るなんてことを繰り返していると、コンテキストスイッチの切り替えを細かに求められることになり、疲れてしまいます。
こんな状態であれば、作業効率が落ちるのも当然です。

私は(作業中に限り) Twitter と決別したい。

解決方針

X(Twitter)ドメインをhostsファイルでブロックし、アクセスを遮断する。

注意点

  • 作業前にhostsファイルのバックアップを行う

万が一に備え、作業前に必ずhostsファイルのバックアップをとっておきましょう。
hostsファイルはシステムの設定ファイルになります。
誤った編集を行うと、インターネット接続に伴うトラブルが発生する可能性があります。

hostsファイルを編集する

私はmacユーザーなので、以降mac向けの手順になります。
作業自体はごくごく単純です。

  1. ターミナルを立ち上げる
  2. `sudo vi /private/etc/hosts`を実行(パスワードの入力を求められる)
  3. viエディタが開くので、ファイルに以下の行を追加
127.0.0.1 twitter.com
127.0.0.1 www.twitter.com

viは入力モードは「i」
上書き保存してファイルを終了する場合は esc +「:wq」
viの編集コマンドは色々あるので、興味がある方は調べてください。

これでX(Twitter)のブロック完了です。

Twitterと決別…できたのか?

私の問題意識は「意図せず(手癖で)Twitterを開き、結果として没頭してしまうことを阻みたい」です。そういう意味では、この対処法は、私にとっては正解だったみたいです。

要するに、hostsファイルを編集しなおせば、またいつでもX(Twitter)へアクセスできるわけです。
そのため、Twitterを開きたい瞬間を意識的に選択することができるようになりました。
完璧にブロックするだとストレスが溜まってしまいそうですが、これくらいの強制力だとしんどさを覚えることもなく、制限と向き合えている実感があります。

この記事が、X(Twitter)の魔力に苦しめられている誰かの助けになれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。